この葉っぱ、動くぞ?

不思議, 珍しい昆虫

擬態にも色々とあるんですね。
例えば、カマキリなどの場合は、攻撃擬態(ペッカム型擬態)というそうです。近づく時に獲物に気づかれないよう、周囲の草などに体を似せていくわけです。
ミューラー型擬態というのは、「俺は危険だぞ! やべー奴なんだ!」と周囲にアッピールするための擬態。スズメバチなど、いかにも危険そうな色合いをしているのがそれです。
ベイツ型擬態というのもあって、これも、「俺は危険だぞ! やべー奴なんだ!」と周囲にアッピールするタイプ。だけど、ミューラー型擬態と違うのは、本当は危険でもなんでもなくて、全然やべー奴でもないところ。弱いからこそ、強いフリをするために、スズメバチみたいな色合いで周囲に警戒させるわけです。
化学擬態というのもあります。匂いなどを分泌して他の生き物に似せていくタイプ。見た目ではなく匂いでというのは相当の工夫で、生き物というものが生き残りをかけて、あらゆる手段を模索しながら進化の過程で様々な術を体得してきたというのがわかって、本当に興味深いです。

さて、このように色々とある擬態の中でも、最もポピュラーな擬態、隠蔽擬態のご紹介。
攻撃擬態と違って、自分の存在に気づかれないよう、見た目からして周囲に溶け込むという、守備的思想の例の有名なアレです。

この完成度の高さよ。
擬態する蛾

どう見ても枯葉。
それでは、その正体を動画でご覧いただきましょう。

演歌歌手の背広みたいに、内側でオシャレするタイプ。

蛾「なんでバレたんだ!」パッカリ
擬態する蛾

動いていたからだと思うんだぜ。